僕の家の前に女の子が座り込んでいる。
真夏の暑さが肌に焼き付く中、少し心配になって声をかけてみた。「なんかヤバそう?」すると、彼女は軽い熱中症だという、鳥兎沼(うとぬま)だった。
彼女、鳥兎沼は教育実習先の生徒で、当時から僕の周りをウロウロしては懐いていた。とりあえず部屋に入れて、冷たい飲み物を出して帰らせることに。帰り際、ハンカチを忘れて行った。
それから数日後、また彼女がやってきた。「この間のお礼」と言いながらアイスを持ってくる。冷たいお菓子が溶けちゃうといけないから、急いで部屋に入れて一緒に食べることになった。この日から、彼女はいろんな理由をつけて、毎週遊びに来るようになった。
そしてある日、部屋でのこと。「嫌だったら、よけてね?」って言いながらキスをしてくる鳥兎沼。正直、驚いたし「これはまずい」と思ったけど、彼女の気持ちを受け入れることにして……。



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