オンナは気分次第で近くにいてくれる人に抱かれたくなる――背徳的な興奮に振り回される男女のリアルを赤裸々に暴く。COMIC快楽天新鋭作家・さわたしゆん待望の初コミックス。
デジタル版限定のおまけ付き
巻末にはカラーイラストと設定画集を収録。初期設定画には作家コメントも添えられ、必見。
Hungry Territory
34ページのボリュームで描く、友人の彼女との禁断の一夜。宅飲みの場で、俺が飲みながら彼女への思惑を語る翔と、静かな沙織の反応。やがて彼女の様子が変わり……。
釣った魚の大きさは
『ああいう女には手を出すなよ』と冷めた妻との関係を崩そうとする夫。浮気を試みるが空回り。そんなとき、妻に見透かされ、感情的に迫るが……。ある夫婦の衝突と再生の物語。
ほか、複雑な気持ちと欲望が絡み合う全6編を収録。
収録作品
Hungry Territory
街で困っている所を助けていただきまして
釣った魚の大きさは
Reversible
届けモノですッ!!
これからの夜



エロ漫画の感想
初単行本とは思えない絵のタッチのうまさとエロさ
Reversibleは、ちょっと好みが分かれるNTR要素がある作品です。強いNTRではないけれど、浮気みたいな感じかな?純愛にこだわる人には向かないかもしれませんが、エロさはバッチリ!
全体的には重くないNTRなので、サクッと楽しめると思います。
Hungry Territoryも、主人公以外の絡みがあって、気持ち的にはNTRっぽいかな?でも、今回の中では一番心に響きました。
買って後悔は全然ないです!
個人的には、下着のデザインや色がもっとバリエーションがあれば嬉しかったな。
しっかりと肉付けされた個性的なヒロインとの基本ラブラブえっち。
【収録作】1ー4はCOMIC快楽天誌、5はWEEKLY快楽天、6はCOMIC快楽天BEAST誌掲載。
1.Hungry Territory:2024年8月号
2.街で困っている所を助けていただきまして:2025年10月号
3.釣った魚の大きさは:2025年6月号
4.Reversible:2026年2月号
5.届けモノですッ!!:2024年1月配信No.02
6.これからの夜:2023年9月号
+
あとがき
+デジタル特装版限定
7.カラーイラスト
8.設定画集
9.モノクロイラスト3編+作者の言葉
紙媒体の本体表紙と思しき頁に各話解説
絵は達者だけど、快楽天誌上ではちょっと普通のキャラデザ。だけど、よく読むと感受性豊かな女性の複雑さが詰まっていて、何度も楽しめる作品集。特に5はちょっと精神的に不安定なヒロインだけど、軽いブラックユーモアで深刻さが和らいでる。
1と4はNTR要素、2は人違い、3は冷え込んだ夫婦関係の修復、5は押しかけサイコ女性、6は身体の相性は最高だけど不安を抱える男性心理がしっかり描かれてる。
ボディデザインは小柄だけど、バランス良く描かれていて、女性器の表現もいい感じ。全体のフォルム表現が素晴らしい。
1の69のコマは特に最高。
とてもおすすめ!
修正は軽めで、部分的に透過性の修正が1-3枚ほど。
NTR新世代にして革命、文学性もアリ。
決してNTRは好きではなかったが、快楽天本誌で『Hungry territory』にハマった。その後の『Reversible』も、戸惑いながらも何度も読み返してしまう。不思議と清々しさがあって、そうだよなそんなこともあるよなと、妙なリアリティと納得感が、ひとまとまりの心地よさとして押し寄せる感じ。もちろんNTRジャンルだけでなく、他の作品も丁寧で読みごたえがある。『釣った魚〜』は文学性を感じるし、『街で困って〜』は、いい意味で一番何も考えずに楽しめる。おまけも濃く、背景も常に丁寧で、サービス精神のある作家さんだと思う。拙い文章になってしまうし、普段はこうした感想を書かないが、応援と期待を込めて。
潮乃大好き
先生の描くヒロインたちはみんな魅力的で最高です。自分は潮乃が1番好きです。彼氏とセフレに挟まれる潮乃が愛おしいです。どの話も最高なので、買って大満足な一冊になっています。
新しい性癖開花(?)
別にそんな方向の趣味がないのに関わらず、良いと思わせる作品を描いてくれる。特に「Hungry Territory」は一読の価値あり。ただ、作品によっては好みが分かれることもあるかも。私も全てが100%ハマったわけではないけれど、ハマればこっちのものだ。
あとがきやカラーイラスト、設定集もボリュームたっぷり。モザイクは薄い方だね。カラーであそこが見たかったけど、謎の光がちょっと邪魔だなと思ったり。
勘違いお姉ちゃんの「Connect」と、私の好きな「Second(が)Best!!」は未収録だったので少し残念。でも、次回の単行本2ではきっと会えると信じてる。
収録作『Reversible』寝取られ後の爽快感と余韻が最高
全体のクオリティは高いが、特に収録作の『Reversible』は生々しさと読後の余韻が印象的で、ここに絞って語りたい。
遠距離恋愛という見えない距離が、こんなにも残酷な空白を生むのか。
全28ページ中24ページが濃密な絡みのボリュームだが、本質は、男二人の間で揺れるヒロイン・潮乃を巡る「男のプライドのぶつかり合い」をリアルに描くことにある。
一番の生々しさは、圭が合鍵で扉を開けた瞬間に訪れる。彼女のために買ってきた日常の温かさと、財布に忍ばせていた性事への矜持を象徴する一枚のコンドーム。その誠実さが、慎の触れる距離と執着の前に跡形もなく粉砕される。
距離の隙を突く慎の踏み込みと潮乃の現実。未使用のコンドームは、圭の独りよがりな優しさを嘲笑うかのように響く。
しかし本作が単なる悲劇で終わらないのは、そこからの乱入と逆襲の勢い、そして何より圭のメンタルの強さにある。
煽られたプライドのままベッドへ踏み込み、慎が入ってきた安全日という聖域へ、自らも初めての一線を越えていく過程。これにより、一度失われた彼氏という立場を、生々しい肉体のぶつかり合いで取り戻す、ある種の意地のようでもある。
そして最も後を引くのは、3人の乱舞の後に訪れる、男二人でカレーを作るラストシーンだ。
「俺の方が潮乃を好きだ」と言い合う姿には、憎しみではなく潮乃が放つ圧倒的な魅力に惹かれ合う、奇妙な連帯感が漂う。
裏切りを受け入れ、気持ちを切り替えるまでの圭のスピード感はときに異様だが、その先の空気は驚くほど清々しい。エロを極限まで描きつつ、男の独占欲の虚しさとその先を示してくれる。単行本全体の満足度を高める、傑作のひとつだ。
Hungry Territoryが良かったです。
彼氏持ちの女性との禁断のセックスが描かれているHungry Territoryがとても良かったです。ヒロインは何だかんだ言いつつもノリノリで、セックスシーンからはエロさと背徳感が伝わってきて最高でした。風呂場や就寝中の貪るような行為も大満足。間男である主人公がヒロインのシャツやパンツを借りている姿もインモラル感があって良かったです。最後は二人で焼き肉に行こうというシーンで終わりますが、体だけの関係とは思えない深い部分を感じさせて、素敵でした。