久しく帰っていなかった地元へ、久々に帰省した。
学生時代、いつもつるんでいた幼馴染たちが、相変わらずの笑顔で迎えてくれた。俺だけは進学を理由にここを離れていた。
その中で真っ先に話しかけてきたのが愛美。彼女は俺の元彼女だ。
帰省祝いに我が家で一杯やろうということになり、進学先の話や友人たちの話で盛り上がる。ただ、頭の中は愛美のことばかり。
もう一度、やり直したい。
実はそれが今回の帰省の目的だった。愛美はどう思っているのだろう。
酒が進むにつれて、いつしか頭の中はぐるぐる。眠りに落ちるかと思う頃、背中の方からは卑猥な音が微かに聞こえてくる。
「もう…相変わらず太すぎる。喉奥まで挿れる練習をちゃんとしたのに、まだ吐きそうになる…」
え、声は愛美…? 俺の知っている愛美は、こんな卑猥な音を立てて男のものを舐めるような子じゃないはずだ。
田舎を出てから数年。俺の知らないところで、かつての友達たちは…いや、本当に「出て」からか? 俺だけが知らない、幼馴染たちの本当の関係。
僕の知らないところで幼馴染たちは…(1) 疑心暗鬼で帰省できなくなる――新連載第一話。
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