江戸時代から続く名家・辰宮家には、代々囲われているエルフの女性がいた。美しい金髪に豊満な胸、艶かしい肢体を持つエルフ・アイナリンドは、100年以上にわたり辰宮家で愛玩され続けていた。彼女には人間に逆らわないという契約があり、その存在は家族の秘密だった。
時は1999年、老いた当主が命を終えようとしていた。その時、ある法律が明かされる。「エルフの女性と一度でも関係を持った男には相続権が発生する」というもの。実は当主は、親族の男たち全員にアイナリンドを抱かせていたのだ！
それぞれの男が抱える欲望に応え、アイナは時には雌のように、時には母のように、彼らの欲求を満たしていく。人間より長く生きるエルフ・アイナの運命は、果たしてどうなるのか…！？
エルフの相続問題について（1）
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