「遠慮しないで、触りなよ。」
片思い中の同僚・アズハが彼氏と喧嘩して、急遽我が家にやって来た。流れで泊めることになったけど、緊張とドキドキが止まらない。そんな中、彼女から「そろそろ…する?」と誘われてしまって。
他にも、幼馴染以上、恋人未満の友達との関係や、不登校の同級生との初心な体験なども盛りだくさん。不器用ながらも官能的な瞬間を描き出している、叙情的な作品。腐蝕第弐作品集。
デジタル特装版には、『落暉対酌』の描き下ろし後日談として、お祭りデートSEXが12ページ収録!
【収録タイトル】
・落暉対酌
・明月照心
・開煙睹情
・欺血嬌血
・恋色臉譜
・妖爛魔行
・続落暉対酌 ※デジタル特装版限定
エロ漫画の感想
良作しかない。
ちゃんとイチャイチャしてて最高!
個人的にはクンニのシーンが多めなのが一番嬉しいな。
心打たれました。
拙い文章しか書けないのですが、どうしてもと思い書いてみる事にしました。(長文で失礼します)
作品を知ったキッカケはたまたま目にした広告でした。どの作品も良かったですが、特に印象に残ったのが「開煙睹情」です。
ヒロインの女の子は母親を亡くして不登校になっているところで、主人公の男の子がバイト先に訪ねてくるというお話です。ヒロインは再婚しようとしている父親に反発しています。
たまたまですが、自分の親戚にも同じく母親を亡くし不登校の子がいます。その子は別件で父親も亡くしていて、かなり荒れている状況です。すぐに再婚されるのも、両親ともいないのも、まだ若い子には辛すぎる環境です。自分だけ親族から離れたところに住んでいて、何もできずに歯痒い思いをしていました。
そんな時にこの作品を読み、親戚の子にも主人公のように近くで寄り添ってくれる、同じ年頃の子が居てくれたらなと思わずにはいられませんでした。
自分は親の片方を認知症から介護の末に亡くしてまして、その過程で裁判所などに行ったり交渉など色々やりました。しかし、ヒロインのような子たちに一番必要なのはそんなことじゃないと思っています。
肝心のエッチなシーンですが、そこに至るまでの心理描写が良くできていて、身体や表現も素晴らしいと思います。
ただ一つだけ気掛かりなのは、作者が寡作なようで次回作があるのかどうかが心配です。年に一作でも出してもらえれば、これに勝る喜びはありません。
ここまで心に刺さったのは偶然です。でも、同じように思う人もいるだろうなというのが届いたらいいなと思って投稿を決めました。
かっこいいおねえさん!
ボーイッシュなお姉さんたちが多くて、スレンダーで巨乳すぎない、まさに「刺さる人にはめちゃくちゃ刺さる」作家さんです。
立ち読みで一目惚れでした。男性向け作品って体型にある程度の傾向があると思っていたので、こんな作家さんがいてくれて本当に嬉しい!どの女の子も大好きです。
絵柄もラフな感じで、性格が美しい。
そして身体への描写の正確さがすごくて、毎コマ美しいなと思いながら拝読しています。造形美が圧巻です!
ストーリーとエロの造形美!
腐蝕先生の描くキャラは顔と体の線が本当に素晴らしい
体の造形からキャラクターを感じるほどで、
精根尽き果てるかと思うほどエロくて、
彫刻のような美しさもあります。
そしてストーリー面も外せません。
全編さわやかな読後感があり、
どのキャラクターも凛々しさと可愛らしさを兼ね備えています。
個人的には恋色臉譜の氷室さんが特にお気に入り。クールな高身長お姉さんのギャップにやられました。
前作に引き続き、隅々まで満足度の高い短編集でした。
(蛇足ですが、腐蝕先生の長編も読んでみたい!)
もろ手を挙げておすすめです!
素朴で普通、それでいて煽情的
「日常にある出会いとSEX」を具現化したような作品です。身近に感じられる点が魅力で、リアルな雰囲気が漂っています。普通の日常の中に潜む官能的な一面がしっかり描かれていて、楽しめました。