廻夜のケモノ 【デジタル特装版】

廻夜のケモノ 【デジタル特装版】

もう、貴方は私の虜――日吉ハナの美麗な筆致が魅せる、超待望の3冊目コミック。流れるような黒髪と左眼の泪黒、艶やかな肢体と魅惑の雰囲気を持つ椿という名の女――。旅館の女将、学生、酒場の主、占い師、旧友、画家――時代も場所も越えて現れる彼女は、誘惑と妖艶で狂おしい悦びへと招く。結末は果たしてどこへ向かうのか… 全編を大幅に加筆修正し、描き下ろしを加えて230ページ。デジタル特装版限定には未公開ラフや設定資料集をまとめた50ページがつく。

エロ漫画の詳細情報

シリーズ名
作家
掲載誌・レーベル
出版社
カテゴリー
ジャンル
ページ数 285ページ
配信開始日 2023/11/30 00:00
ファイル容量 122MB
ファイル形式 dmmb形式

エロ漫画の感想

  1. 池田祐太

    褒めるところしかないのでは

    今までの作品を読んだ人なら、もう褒めるところしかないと思う。初めての人には、まず画の美しさを味わってもらえればと感じる。

  2. いな いな

    妖艶

    人間ではない存在との妖艶な情事がとても心に響きました。前作も今作も、とても楽しめました。

  3. ぺご ぺご

    ゴシックホラーの傑作

    足かけ9年の歳月を経て完成された日吉ハナ先生の大長編怪奇譚ですね。愚息が大変お世話になりました。
    本作は一柱の女神である椿が、様々な場所や時代で出会った男達と逢瀬を重ねる物語です。アンニュイで倒錯した雰囲気に彩られたロマンスホラーとなっています。美しく豊満な肢体の椿は、とにかく男心をくすぐる魔性の女であり、同時に「人とは価値観も存在格も違う」真性の人外として描かれています。これが最大の魅力ですね。絡み描写も非常にフェティッシュですが、どこか人をむさぼり食うかのような恐ろしさを感じさせる異様な雰囲気も漂わせています。人とは決定的に相容れないモノへの畏怖を巧みに描き出しています。
    果たして彼女は善良なる女神なのか、人を弄ぶ邪神なのか。
    美しくもどこか哀しい、叙情性に満ちたエロス怪奇譚です。是非読んで頂きたい。

  4. mu mu

    椿という名の妖艶なケモノ。惹き込まれる魅力がエグすぎィ!

    まずは感想

    圧倒的な画力で、かなりエッチな単行本に仕上がっています!

    日吉ハナ先生は読みやすく美しいタッチの絵を描く方なので、読んでいて嫌なノイズが全くありません。

    綺麗なだけじゃなく、それでいて思わずドキッとするような妖艶さが、読むページを止められなくさせます。止まらない!

    溢れ出る大人の色気。セクシー!そしてキュート。こいつはエッチだぁ!

    【単行本の内容について 】

    『椿』という妖艶な女性が、様々な役割・職業で時代を超えて物語に登場する、いわゆるあやかし怪奇譚のような内容です。

    旅館の女将になったり、学生、酒場のママ、占い師になったりします。どの話もかなりエッチです。

    【特に良かった点 】

    狐に魅入られるような、見惚れてしまうような感覚が、読んでいると何度も訪れます。そのゾワゾワとした心地よいざわつきが、不思議な魅力となって読者を離しません!
    この味を出せる作家さんはそう多くないと思うので、ストーリー性が好きな人は特にハマるはずです!

    【注意点 】

    最長で9年前のお話(2014年分)が収録されているとのことで、昔読んだ話と重なることがあります。「あれ、この話読んだことあるかも」と感じるタイプの人はご注意を!

    【まとめ 】

    昔の話が多くて覚えていないこともありますが、それが逆に新鮮な気持ちで読めたのが嬉しかったです。1つ1つのお話、そして単行本全体の密度がとにかく濃いので、何度も読み返しては自然と手が伸びてしまう、そんな作品に仕上がっています。