妖神鎮めモザイク版前編〜異形の触手は無垢な娘を蹂躙する〜

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「止まって！も、もう、無理っ！無理だからっ、あ、ぐああぁ…っ」
四肢を絡め取り、無抵抗な身体が触手に翻弄されていく。異形の責め苦に、享楽に溺れる余裕はない――……。

八女緑はある日、恋人の門司湊太が見知らぬ女性と駅前を歩く姿を目撃してしまう。浮気の疑念に駆られ、鬱蒼とした山へ二人を追いかける。そこで待っていたのは、恐ろしい巨大な化け物と、敵対する人型の怪物だ。

死を覚悟しながらもなんとか難を逃れた緑だが、人型の怪物が湊太たちであることを知る。

その巨大な化け物は、人が生み出す穢れを吸収する「妖神」と呼ばれる存在。
一方の人型の怪物は、その妖神を鎮めるために戦う「御子」なのだ。

あまりに非現実的な出来事に困惑しつつも、緑は人々のために命を賭して妖神と戦う湊太たちをサポートし始めるが――。

それは…彼女が魑魅魍魎に全身を嬲られ、神経を焼き切るほどの絶望に喘ぐ非日常の幕開けだった。

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