片想いの相手・桜庭と体育館の用具室に誤って閉じ込められたありす。朝までふたりきり、計画はすべてうまくいくはずだった――桜庭を誘惑して欲情させるまで。
しかし桜庭は「絶対に近づかない」と宣言。夜は更けても指一本触れることなく、ふたりは距離を縮められずにいた。ありすは胸の高ぶりと焦りをひとりごとに漏らすが、それを桜庭に全部聞かれてしまって――。
見られることのないはずの夜が、二人の関係を少しずつ揺さぶっていく。眠れぬ夜の境界線の上で、心と体は静かに近づく。果たしてこの夜、ふたりの距離はどう変わるのか。
エロ漫画の感想
面白い展開。魅力あるヒロイン。興奮のエロ。安定感抜群です！
登場人物の行動がメインで物語が進む中、彼らの喜怒哀楽がしっかり伝わる描写が魅力的です。そして、身体のラインがエロスを漂わせる作画が最高。短編の中でホムンクルス先生が見せる技術も、質の面で本当に巧みで、物語に溶け込んでいます。登場人物たちに引き込まれ、エロにしっかり興奮できる、その効果が使えます。先生が人気作家である理由が、この作品を読むとよくわかります。
本作のヒロイン、上野原さんは、不器用ながらも自分の素直な気持ちを桜庭君にぶつけていきます。その思いが伝わったのか、強引に2人は結ばれる展開がまた良いですね。
上野原さんのスタイルの良い肉体が激しく揺れ動き、快楽に喘ぐ表情も見せるシーンは見ごたえがあって、抜きどころも随所にあって興奮がさらに高まります。
本作は何度でも読み返したくなるし、次の新作も楽しみで仕方ありません。まさに、安心と安定のホムンクルス先生ですね！