僕とあかりは、今日で付き合い始めてちょうど一年。
その記念に、ボンデージファッションが大好きな彼女に黒革のブーツをプレゼントした。
僕は、彼女がそれを気に入って、身につけてくれるだけで満足。それ以上の幸せを感じていた。
でも本当のところ、ブーツを履いた彼女に虐められたい、支配されて、いつもの自分を壊されたいなんて密かな願望があったんだ。
そんなドMな自分がバレたら、たぶん嫌われちゃう……。
でも、まるでそんな欲望を見透かしているかのように、彼女は僕の目をじっと見つめて言った。
「ねえ、どうされたいか教えてよ」
その瞬間、僕の心は決まった。自分の思いを、素直に彼女に伝えようとする。



エロ漫画の感想
シチュや絵柄は好みなのですが
正直、あまり好みではありませんでした。
シチュや台詞、内容はエロいです。M向けのラブラブな感じでよかったです。
ですが、絵の構図っていうのでしょうか?男のアップが多すぎて、ちょっときつかったです。
責められている男性より、責められて悶えている彼女の姿をもう少し見たかったです。バックで責められているときは、男が画面の8割くらいを占めていて、彼女の表情は後ろの方で素朴な感じだったり。
女性の表情とせっかくのボンデージの雰囲気を、もっと堪能したかったです。エロ漫画として、勃起も確かにありましたが、盛り上がるところで男のアップばかりで萎え気味でしたそんな繰り返しでした。
愛情に包まれたMシチュ
言い出せない彼の夢や葛藤が受け入れられる瞬間から始まります。
あかりさんの真摯な眼差しでの会話がとても印象的です。
二人の関係性が深まり、ハグや緊縛、圧迫、羽交い絞めなど、様々な形で心身が包まれ続ける様子が表現されていて、読んだ後に温かい幸せな気持ちになります。
その独特の雰囲気と、美しいボンデージスタイルのコントラストが魅力をさらに引き立てていると思います。
Mシチュの描写はピカイチ
応援していた作家さんの商業誌デビュー初作品です。
同人誌同様、S女性とM男性の内面描写が丁寧で、物語の構成がとてもスムーズに感じられます。
逆転も本番もないけれど、それでもしっかり楽しめる作品になっています。
同人誌を買っている方はもちろん、Mシチュが好きな方にもぜひ手に取ってもらいたい一作です。
お互いの愛を確かめ合うお話
初っ端からアクセル全開のページで、テーマがわかりやすく、導入も丁寧だったので、よりドキドキして楽しめました。こんなにも理解のある彼女がいる優君が羨ましいです。