この単行本は1993年に刊行。空前のブルセラブームが街を賑わせた年を背景に、女子校生の使用済みブルマやセーラー服を扱うブルセラショップが大流行した時代が描かれている。表題だけを見るとブームに乗っかった安直なタイトルにも見えるが、巻頭の「バブルソープ少女合戦」にはブルマ好きとして知られる漫画家・雨宮淳のパロディが盛り込まれており、タイトルも決して軽んじられたものではない。内山亜紀作品の中期にあたり、パロディ色が特に濃い時期の短編集のひとつ。どんなパロディが潜んでいるのかを探りつつ、内山エロパロワールドを存分に楽しんでほしい。全15作品を収録。
ブルセラ天使【電子版特典付き】

エロ漫画の感想