田舎

田舎

『レッド』完結から2年、山本直樹がたどり着いた新たな境地!

待望の完全新作が登場!

暑い東京から逃げて、田舎の親戚の家で受験勉強をしている男の子(フーちゃん)。そんな彼の目の前には、その家に住む女の子(キーちゃん)が現れ、予想外の出来事が待ち受けている。親には内緒の、ウルトラピュアなエロティックな物語が、今ここに繰り広げられる!

エロ漫画の詳細情報

シリーズ名
作家
出版社
カテゴリー
ジャンル
ページ数 306ページ
配信開始日 2020/08/19 00:03
ファイル容量 91.4MB
ファイル形式 EPUB形式

エロ漫画の感想

  1. chinta chinta

    田舎

    この人は本当に天才だと思う。『極めて鴨志田』のファンであることには変わらないけれど、30年経っても色あせないエロ表現と読後感がある。今風のエロ漫画と比べると、写実的で過度な誇張が少ないタッチで、局部はほとんど白塗り。でもコマ一つ一つがとてもエロい。エロを描くことだけに焦点を当てたシチュエーションは多いけれど、ここまでシンプルな表現で訴えかけてくる作品は珍しいと思う。後味が軽いのも特徴で、映画を観終えたようにこの話はここでおしまいときっぱり終わる感じ。だから現実と切り離しやすい。フィクションだと割り切りやすいのもいいところだね。成人指定される前に、手に取っておく価値はあると思う。

  2. 岡田倫太郎 岡田倫太郎

    田舎

    『レッド』から読み始めました
    作風はちょっと違ったけど、すごく楽しめました!
    エロさもあって、笑っちゃいましたw

  3. まさや まさや

    ああ残念

    紙の媒体を手元に置いています。森山作品の中でも、ストーリー・キャラ・画風のバランスが抜群で、年下の従姉妹とのひと夏の目眩く経験と、欲望の解放で体が熱く濡れていく様は、すごく官能的。森山ファンじゃなくてもぐっとくる一冊です。ただ、白消しの表現だけは残念でした。もし薄消し版か再刊が出たら、迷わず買います!

  4. 山下和雄

    碧い記憶

    僕の碧い記憶が蘇る。決して同じような時期に同じような行為をした覚えはないのに、自分の行為としての記憶がシンクロするのは著者の想像力と創造力のおかげだ。自分が「うまく」できなかったときの記憶さえ、時を超えてこの漫画が修正してくれたw 凄いな、ありがとうございました。

  5. 山嵐 山嵐

    分校の人と合わせて一回読めば楽しめる漫画だね。作家としてのピークは少し過ぎてしまったけれど、直樹はやっぱり直樹らしい。とはいえ、内容的にはちょっと薄いかな。アダルトビデオのコミカライズ的な雰囲気も強いし。この手の作家では女の子の年齢が低くなりがちなのも気になるところ。

  6. ホロホロ ホロホロ

    丁寧なストーリーとアオハルなハードエロス

    まず、消しは真っ白です。正直、レビューを見て少し迷っていましたが、読み進めていくうちに消しがほとんど気にならないぐらい集中していました。そのくらい良かったです。最近はエロ漫画にあまり興味がなかったのですが、久々にズッポリと世界に浸ることができる作品でした。
    これは本当に良いですね。

  7. カワガラス カワガラス

    静かなエロさ

    他の作品のような派手さはないけれど、静かでリアリティのある官能があった。

  8. ザク ザク

    何故?

    今さらこの作品を?工藤ララ様が実写化しているのに~

  9. ヘンリー

    質感のよさ

    背徳的な空気のなか、二人が楽しそうにしている姿がよかった。夏ならではの淡い思い出のような読み心地。

  10. 中島純

    魅せる展開はいいけど

    多すぎる白塗りつぶし修正がちょっと残念。なくても良かったんじゃないかな?

  11. 田貫

    若い頃のエロさを思い出す

    若い頃を思い出させてくれる、懐かしくてエロさも感じられるいい作品です。最後まで一本の物語としてしっかりつながっているので、飽きることなく最後まで読めました。

  12. ようび ようび

    何年たっても名前が変わっても森山塔は森山塔であるという作品

    問題解決に取り組もうとか、明日への希望を探そうとか、誰かを陥れようとか、セックス三昧で快楽に溺れようとか、そういう積極性を一切見せない非常に山本直樹らしい作品。

    いや、徹頭徹尾セックスやん!って声が聞こえそうだが、単なるそこだけの話ではない。全体を通して彼らのセックスには能動性が無い。ただ単に起承転結の無い「田舎の人生」の暇つぶしとしてセックスにふけっているだけなんだよね。

    ラストのコマでは、主人公が肌を重ねた相手はキーちゃんではなく、幽霊だか物の怪のようなものではないかと示唆しているけど、まあおそらくそこに深い意味はないだろう。

    森山塔のエロ漫画を読んだ!とファンが満足できる内容だった。

  13. どりーん

    想像が膨らむ

    想像を掻き立てる内容。時代背景や細かな設定がない分、エロを存分に描いた印象がある。個人的には白消しも古風でサブカルな雰囲気にマッチしていて、とても気に入ってる。
    主人公の夢だったのか、ヒロインは実在するのか、いろいろと考えさせられる内容で見ていて楽しい。
    白消しが多いのに値段が高いとの意見もあるけど、ページ数が多いので満足感はしっかり得られる。これを手に取る人には、後半の考察も楽しんでほしいな。

  14. るるるる るるるる

    局所が見たい!

    とても楽しめる作品だけど、他の方も言ってる通り、局所の描写がないのがちょっと残念。剃毛のシーンもまったく見えないのがもったいない。もっとリアルに感じたかったな。

  15. 淋しい熱帯魚 淋しい熱帯魚

    「森山塔」の死を思い知らされる作品

    まず結論から言ってしまうと、この本を買うよりも、FANZAで配信されているキャッチーなエロ漫画か同人誌を複数冊買うことをおすすめします。

    「森山塔」名義で生み出された作品群は、当時のエロ漫画として明らかにエポックメイキングなものでした。同氏の作品は大御所の少女漫画家の強い影響を受けた画風と、未成熟な少女へのある意味突き放したかのような徹底したエロティシズムの表現で、非常に限られたものであっても、当時の読者にとって鮮烈な印象を残しました。

    その後、作者は一般青年誌へ移行し、「山本直樹」名義でサブカル系の漫画で評価を得ましたが、さほど高い支持を得られずエロ漫画に回帰してきたように見えます。それは言いすぎかもしれませんが、少年少女がただセックスを繰り返すだけの凡庸な構成のこの作品には、かつての森山塔の切れ味は見られず、山本直樹の老いを感じました。

    ぶっちゃけた話、高値がつけられている本作よりも「森山塔」名義の旧作の復刻が望まれている気がしますし、エロ漫画を読みたい方は他の作者の作品をチョイスした方が満足度は高いと思います。

  16. asan asan

    入り込める

    デフォルメが激しくてストーリーが雑なエロ漫画が多い中、この作品は心情が細かく描写されていて、本当に入り込める。皆が旅行に出てバスが走り去った後、手をつなぎながら帰宅する「間」が絶妙。お互いにしたくてたまらないドキドキ感がしっかり伝わってくる。

  17. めがねもん めがねもん

    田舎

    最近はスマホでの動画撮影や録音が原因のトラブル、盗撮、SNSをきっかけにした援助交際ネタなんかが多いけど、この作品にはそういった無駄な要素は一切ない。どうしてこんなにシンプルなエロさを軸にした色もの漫画がほかにないんだろう。

  18. hiyoko hiyoko

    ふざけんな

    この価格で大きな白消しがあるなんて、完全に詐欺だよね。筋肉のエロ美しさがこの作家さんの魅力なのに、もうがっかりもいいところ。

  19. 小さな森

    シンプルな直球

    最近は、スマホでの動画撮影や録音をネタにした話や、SNSを使った援助交際のテーマが多いけど、この作品はそういった無駄な要素がないんだよね。

    どうしてこういう、シンプルにエロさがストレートに伝わる作品が他にないのか不思議だよ。

    まさにオンリーワンで、男子の真夏の夢を具現化してくれてありがとう。細かい設定はすっとばして、唯の夢だからこそ、正夢にはならないっていうのが逆に浪漫だよね。

    おそらく舞台はセリフから察するに道南のあたりだと思うけど、あのあたりでもみんみんが鳴くのかな。どんな場所でも男子の夢を描けば短い夏を楽しめるから、いい感じだよ。

    次の新作がいつになるかはわからないけど、楽しみに待ってるよ。

  20. 千尋 千尋

    大事なところが

    絵も話も現実感があって好みなんだけど、肝心なところが完全に白消しで期待外れ。高額だっただけに、残念。想像力豊かな人にはおすすめ。

  21. こしあん

    エモくてエロい、田舎の情景と成熟した恋のはじまり

    情緒ある田舎の風景が懐かしさを呼び起こして、大人の女性がそっと近づいてくる。日が経つにつれて彼女は成熟していき、官能的な魅力がどんどん増す。その成長ぶりに胸と股間が熱くなる。

    田舎のエロい情景と成熟した女性のエロさがぴったり重なって、最高峰だと思った。

    後半はエロシーンが多くなって、ずっと興奮が続く。主人公とその女性の情事が自然に頭に浮かんで、読み進める手が止まらなくなる。だから長い間、強く感じられる。

    全体として、雰囲気と描写のバランスがよく、情感豊かな作品だと思う。