『ネオ劇画』の流れをくみ、繊細な描写で『エロチズム』を描き出した、刺激ing-MAXの初短編作品集。どんな物語が待っているのか、期待が高まります!
【孝行娘 前編・後編】
少女えり子の家の玄関には、借金の督促状が散乱していた。土下座する哀れな父親、その無邪気な弟たちを見つめる彼女の決意は固まっていく…。可憐な少女が悪党たちに翻弄される、冷酷な世界を描いた作品。
【ごちそうさま】
すらりと伸びた色白の脚。彼女はミニスカートをひらひらさせながら走り、男の前で立ち止まると、自らスカートをめくり上げ無人棟へと誘う。その無邪気さの裏には危険な魅力が潜んでいる…。これもまた、心をつかむ物語。
★収録作品★
【孝行娘 前編】
【孝行娘 後編】
【耳なし芳一】
【ごちそうさま】
この短編集には、4つの魅力的な物語が収められています。



エロ漫画の感想
町田ひらくの影響を感じる著者初の電子限定ハーフ単行本(改訂版)
【収録作】全て一水社コミックMATE L誌掲載
1.孝行娘 前編:Vol.65 2025年9月
2.孝行娘 後編:Vol.66 2025年11月
3.耳なし芳一:Vol.63 2025年5月
4.ごちそうさま:Vol.59 2024年9月
濃い劇画タッチで町田ひらく先生の影響を強く感じさせる、シゲキングマックス先生の初電子ハーフ単行本。同じ一水社の雑誌、コミック刺激的SQUIRT!に掲載された、ジャンル的にも近い4作を合わせればフル単行本が出せたはず。
1・2は成人女性が借金の代償として性的搾取を受ける過酷な展開。3は怪談の亡霊を平家から淫魔美少女へと翻案した作品。4は廃棄された団地の棟でパンツを見せる少女に誘われる中年男性が出会う快楽と恐怖。
画風はどれも陰鬱で重い読後感。3・4は心島咲先生が時々描くホラー成年漫画作品を髣髴とさせる。町田作品には珍しく艶やかな表情の少女が登場するが、画風が似ている分、今後のオリジナリティがどう育つか見守りたい個性派。
修正は他誌のデジタルハーフ単行本に比べて軽め〜局部の修正が1〜2本程度だった。