猟奇の帝王と呼ばれ、すでに二十年以上が経った早見純の作品集。この集められた作品群は、彼の第2次活動期に生まれたものなんだ。まず巻頭作の「私のような醜い娘」、そのどうしようもない結末には心を掴まれる。次に「セカンドインパクト」では、不動産屋のキャラクター造型が素晴らしい!特に32ページ目、中段に出てくる「西野亀造五十二歳 本日ただ今 魔がさしております」というセリフと彼の顔のオゾマシさには思わずゾッとする。まさに救いのない世界、救いのない結末。これは決してポルノではないから、勘違いしないでほしい!
卑しく下品に



エロ漫画の感想
卑しく下品に (いずみコミックス)
『ハメ殺しの記』は、作者のほかの作品にも通じる手記形式の表現が特に秀逸。読後に胸がざわつく、そんな余韻が残る一冊だ。