DREAM CHANNEL【1話立ち読み付き】

エロ漫画の感想

1. 福岡聖菜

   2024年5月1日

   不思議なアイテムで繰り広げられる純愛もの

   静かな店で手に入れた骨董品と不思議な現象が、純愛を軸にした物語を動かします。動物の耳や尾を与えるアイテム、心の声が読める眼鏡、若返りをうたう古文の本、妄想が画面に映し出される携帯、想いが結ばれるまでの時間を示す時計、二人だけの時間を止める砂時計不思議な力を持つアイテムが次々と現れて、二人の関係を照らしていきます。気持ちを伝えられないもどかしさ、死別した姉と妹のそれぞれの幸せを願う関係、年齢差を超えた愛、恋人には見せられない妄想、二人だけの時間このテーマを軸に、愛することの意味を描きます。描写は蕩けるような表情や官能的な雰囲気を際立たせ、純愛の要素と相乗効果を生み出して生々しさを強めていました。Dream Channel の前編・学園祭喫茶店で彼女が着たバニースーツの描写も印象的。大胆な網タイツのラインや太もも、そして場面の緩急が作品の魅力を際立たせています。