ずっと一緒に育った団地が、今日、変わり始める。建て替えで住人が次々と引っ越していく中、近所の幼馴染・優衣ねえが家へ遊びに来た。いつものように明るくて、色っぽさを隠せない彼女に気づいた翔。彼女が部屋を去ったあと、思い出に浸りながら自分を解放するような夜の想いに浸る――。
黒髪ヒロインたちの汗だくエッチをギュッと濃縮した官能。シリーズ「お別れの帰り道」のスピンオフ、「思い出の分かれ道」も収録。
収録作品
お別れの帰り道(1)〜(5)/課長、お疲れさまです/思い出の分かれ道/それからの帰り道
エロ漫画の詳細情報
シリーズ名 | 静かな団地で、キミとふたりで |
作家 | 田中エキス |
掲載誌・レーベル | メガストアコミックス |
出版社 | コアマガジン |
カテゴリー | アダルトマンガ単行本 |
ジャンル | ラブ&H 女子校生 野外・露出 |
ページ数 | 195ページ |
配信開始日 | 2022/08/26 00:00 |
ファイル容量 | 97.7MB |
ファイル形式 | dmmb形式 |
エロ漫画の感想
田中先生の世界観は出てますが
田中エキス先生の絵や作風が大好きです。特にとろわシリーズが気に入っています。この作品は、セックスに至るまでがちょっと早いかなと思いました。もう少しその過程や妄想が欲しかったです。そうすれば、より先生らしい作品になると思います。
お勧めですよ
現実味のある描写がしっかりしていて良かったです。下着の描写も手抜きなしで丁寧に書き込まれていて、下着フェチにはたまらない仕上がり。ストーリーは誰かが不幸になる展開もなく、抜きどころが満載でした。
丁寧な描写とキャラクターが魅力の幼馴染みもの
地味目のキャラクターデザインながら、服(特に下着)や肉体の描き方は詳細で、男女の絶頂時の描写は控えめ。極端な巨根キャラもいないので、どこかリアルで親しみやすい田中エキス氏の11冊目の単行本。比較的少なめの作品数で、年に3〜4冊しか楽しめないのがちょっと残念。
掲載作はすべてコアマガジンのコミックメガストアDEEPで、1〜5では、老朽化し取り壊し予定の団地を舞台に、幼馴染みの優衣と翔が身体を重ねていく様子が描かれます。屋外での露出やセックス、ソフトなスカトロがエスカレートしていくのは、田中先生らしい特徴。
6はツンデレ後輩OLが実は大好きな課長に眠剤を呑ませるストーリー。7は美術部の先輩に思いを告げる後輩のほっこりする展開が魅力。8はその後日譚で、1-5の延長線上にあります。
1〜3の内容はそれぞれ2ページずつ追加されていて、全体的に女性キャラの顔の大きさや下着の模様が丁寧に修正されています。もともと電子雑誌としては軽めでしたが、更に薄くされています。男性性器の修正も細かく調整されています。
肉体に比べ、顔の造形、特に横顔になると少し違和感を感じますが、何故か惹かれる作品です。
よい
遅筆気味なのは仕方ないけど、絵は丁寧でエロさがしっかり伝わる。キャラも魅力的。表紙は田中エキス先生っぽさが強くて、作品の雰囲気ともう少し馴染むとさらに良かった。
タイムリミットが幼なじみの関係を加速度的に変化させる
古い団地で姉弟のように育ってきた二人は、成人している幼なじみ同士です。親がいない間に主人公のプライベートな場面をヒロインが目撃したことがきっかけで関係が一変します。その背景には、迫る団地の立ち退きの影も見え隠れします。もうすぐ役目を終える団地で、思い出を辿るように過ごす中で、時に大胆に、時に周囲の住人の気配を感じながらふたりはセックスを重ねます。近年、若いキャラを巨乳寄りに描く作品も増えた印象だけど、美しい線で描かれるリアル寄りのボディラインと、魅力的なヒップ、臨場感あふれる描写は健在です。単行本の描き下ろしでは、距離があっても二人の絆は離れることのない未来を感じさせます。著者ファンはもちろん、まだ読んだことのない人にも導入としてちょうどいいと思います。
えっちなのに寂しい!!
えっちな描写は楽しめるのに、ストーリー全体に寂しい雰囲気が漂っています。このえっちさと寂しさのギャップ、最高です!シマシマ好き?シマパンがたくさん登場するし、下着の模様へのこだわりがすごい。無地にはしないっていう意志を感じますね。
ただ一点、トーンのドットのサイズが大きめな部分が目立っちゃって、それがちょっと気になりました。読んでいるときにふと目がいってしまうかも。
あとがきも少し寂しい印象があり、えっちだけじゃなくて、しっとりとした感情が心に残る不思議な作品でした。『トキトメキ-止まった世界で交わる吐息-』から作者さんのファンになったので、次の新作も楽しみにしています!