蜜と蝶【FANZA限定特典付き】

エロ漫画の感想

1. 田口愛佳

   2025年7月4日

   茶髪の娘がメインです

   前島先生の作品は時々ダークなネタも混じるけど、だいたいは明るいエッチが多く、それを期待して買いました。でも今回は話の展開が辛くて、私には刺さりませんでした。エロは茶髪の娘がメインで、金髪のシーンを期待していると肩透かしを食らうかもしれません。私は金髪のエピソードを見たかったので、正直期待外れでした。

   以下の内容について、ざっくり言うと、金髪の父親がクズで、この作品の中心的なキャラ。父親の影響で金髪の子は性的な場面に抵抗が薄くなっていて、茶髪の娘は金髪の子を恋愛対象として好きになる。最初は金髪の子と関係を持つものの、父親が絡んできて、茶髪は困惑する。金髪は自然に受け入れる一方で、茶髪は金髪が好きなのに父親に関わられることで感情が崩れてしまい、最後は二人とも妊娠して、ハッピー風の鬱エンド。収録作も似たテイストのものが多く、全体的に暗いトーンです。

   個人的には快楽堕ちは好きだけど、今作は快楽堕ちというより、諦めて受け入れた感じで、全然気持ちよさそうじゃない印象。「金髪が好きだから仕方なく父親に抱かれる茶髪」という構図が強く、茶髪が嫌そうにされている場面には本当に萎えました。人それぞれだろうけど、私はこの作風は合いませんでした。

2. ちうべい

   2023年7月21日

   求めていたものはロリである

   表紙の女の子二人の長編と、Jrアイドルの中編、短編が含まれています。
   「蜜と蝶」はレズ、近親相姦、NTR、妊娠など、詰め込み要素がたっぷりでボリューム満点です。
   個人的には、右のロリっ子をもっとフィーチャーして欲しかったけど、メインが左の巨乳っ子なので少し残念。
   Jrアイドルの中編は、良いわからせ展開があって結構楽しめました。

3. 関西風

   2023年6月12日

   蝶が蜜を喰むのか、蜜が蝶を殺すのか

   前島龍先生のいつもの感じで、理不尽さとクセのあるキャラが活躍する作品だよ。ご安心を。

   先生は2016〜2017年頃から今のハードな芸風を確立している。愛と性欲の境界が曖昧で、快楽に流される女の子というテーマがあり、ハードなおじさんが小気味よく彩りを添える。

   賛否が分かれそうなのは『蜜と蝶』で、ひねりの効いた新天地となっている。もし受け入れづらいなら、理不尽を振るういつものおじさんの役割を分割して読むと、牡丹ちゃんを軸にして読みやすいと思う。あとは、魔性を宿す蠱惑的な女の子に理不尽を強いられる状況が心地よいかどうか、ってとこだよね。

   あまり本質的じゃないコメントが見受けられた気がしたので、少しでも的確に伝えたくて書きました。不慣れですが、作品の持つ魅力を堪能する一助になれば幸いです。

4. ゆんちゃん

   2023年5月8日

   レズ物なのかと思ったが

   いつも通りの感じになったので、ある意味安心した。
   とはいえ、食材としてどうかという点では微妙。
   レズ物のままじゃなかったので、楽しめた部分もあるが、
   全体の味付けとしては物足りなさを感じた。

5. 96猫

   2023年5月2日

   エロ漫画なのに抜けない。

   いかにも「ネットでウケそうなことをやってみました！」という狙った感が全開な漫画。だから、楽しもうと思ってもそのことが頭をよぎってしまって、抜けない。絵柄はもちろん、露悪的な内容もそのウケ狙いを強く感じさせて、正直ちょっとサムい。こうまで「ウケるでしょ！」を前面に押し出されると、逆に萎縮してしまう。萎えちゃうよ。
   内容についても、エロとして楽しむにはちょっと露悪性が高すぎる。「物議を醸した」と紹介されているけど、炎上系Youtuberみたいなノリをエロ漫画に持ち込まれるのは困る。LO系はすでに世間の風当たりが強いのに、これ以上敵を増やしてどうするの？ そんな大人の事情も思ってしまって、やはり楽しめない。
   LO系なら、他の漫画家さんの作品を探してみることをオススメする。