受験真っ只中のヨータは、壁一面に貼った目標の数字と格闘する毎日だった。難関大を目指すほど、足りない知識と届かない偏差値に焦りが募る。
冬休みの帰省で隣に住む沙由紀ねえちゃんに勉強を見てもらうことになった。現役で名門大に合格している彼女は、頭の回転が速くて教え方もうまい。教えはスパッと的確だったが、彼女の言い方には毒が混ざっていた。「もう少し気を抜いたら? 目標を下げちゃいなよ」と、冗談混じりの皮肉。ヨータは思わず声を荒げてしまう。「人の気持ちを考えろよ……!」と。
その怒りを、沙由紀は静かに受け止めるように微笑んで、優しく抱きしめた。強くもあたたかいその抱擁で、ヨータは力を抜くことができそうになる。しばらく沈黙の後、耳元で低い声が落ちた。「ねえ、えっちなことでもしてく?」その一言が、部屋の空気をひとつ柔らかく変えた。



エロ漫画の感想