あなたの前だけ…とっても変態。好きになっちゃったら、抑えきかない欲望を抑えられない“ヤバい女”が、不用意な男を大胆に誘う。
「セ、センパイ… イモムシみたいで、すごくかわいいです」
気の弱そうな女だと思って、ただの相手探しのつもりが……彼女はそんな見方を覆す存在だった。新入社員のゆずちゃんを巡る夜。会社の飲み会のあと、千鳥足のゆずちゃんを介抱する名目でホテルへ誘うと、あっさりOKをもらった。そのまま美味しくいただこうと思った矢先、ゆずちゃんから突然「目隠しをお願いします」と頼まれて従ったら…いつの間にかぐるぐる巻きに縛られてしまっていた…!
表紙の眼鏡っ娘OLの狂乱的な愛が炸裂する「擬態の女」をはじめ、ストーカー、緊縛、盗撮…と、こじれた性癖が大爆発!
欲望に突き動かされ、見知らぬ男を巻き込む女、直接見たことのないものを求める女性漫画家、明るい女子と陰キャ男子の卒業セックス、想いを貫く変態セラピストの企画、そして周囲を巻き込む秘密の配信…そんな8つの物語を収録。
〈収録作品〉
擬態の女
欲火の女
抑性の女
芥子の女
愛念の女
夜光の女
離縁の女
偏執の女
重すぎる愛と強すぎる性欲を、存分に受け止めてください。
エロ漫画の感想
エロさとユーモア。おバカの肯定が素晴らしい。
すべて、ワニマガジン社のCOMIC失楽天に掲載。
1. 擬態の女(2018年7月号)
2. 欲火の女(2021年5月号)
3. 抑性の女(2022年9月号)
4. 芥子の女(2020年4月号)
5. 愛念の女(2019年10月号)
6. 夜行の女(2021年11月号)
7. 離縁の女(2020年4月号)
8. 偏執の女(2019年1月号)
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あとがき 1頁
女性の変態性を、一言で説明できないような奇矯な振る舞いをどこか肯定する視点が魅力です。大人が読むマンガとして、エロさはしっかりあるのに過剰さは感じません。5年間で8作と発表は少ないものの、一般誌の獣人モノや喫煙描写など、人間の愚かさを描く筆致が独特で「やにねこ」のヒット作は特に印象的。成人向け作品から距離を置いているのが惜しいほど魅力的な作家さんです。
女性は基本的に細身ながら豊かな胸を持ち、1・3・8作にはヘア描写がありますが、それ以外は控えめです。修正は薄めです。
女性の性欲
女性にも性欲って溜まるんだな。改めて実感した。現代社会はそんなことを微塵も感じさせず、時間だけが流れている。
最高
リアルな絵柄で興奮します!
・女子から攻められるシーンと男から攻めるシーンの双方があって、楽しめました。
・絵柄だけでなく、登場人物のセリフもリアルで、ヤバい女だけど、本当にこういう女の子がいるかもと思わせられました。
・ボーイッシュ女子とストーカー女子のエピソードが特に印象的でした。