黒木秀彦さんのマンガは、普通のエロ漫画とは一線を画したリアリティがある。主導権はあくまで女性にあり、その視点が新鮮なんだ。だからこそ、彼の作品は人気を博しているのだろう。
「濡れ妻」では、上司の奥さんと花見の場所取りをする主人公。雨が降り出すと、奥さんのブラが透けて、その巨乳にドキッとする。驚いた奥さんも、どうやら悪い気はしていない様子。彼女の反応を楽しみながら、一物を握らせることに成功。強引に迫ると、『私はレ●プされて、ひよるほどおぼこくないよ』と強気の一言。しかし、主人公はめげずにキスのチャンスを狙う。首尾よくキスを果たせば、奥さんの甘さが増してきて…ついには車内で手コキ。さらに、雨の中、再び場所取りに向かう二人だが、公衆トイレでは勢いに任せて性交し、軽自動車の中でもカーセックスが繰り広げられる。奥さんの欲望は果てしない。
「友達の妻と浮気計画」では、友人の妻とのメールのやり取り中に、思わずスリルを求める彼女に『ダンナが寝ている横でオレとするのが面白いんじゃね!』と誤送信。すると彼女もノってきた。遊びに行くと、ジャージ姿の彼女が抱きついていきなりキス。旦那がいるのに、旦那がトイレに立つたびにキスを繰り返す。夜遅く、コタツで寝ていると、エッチな夢で目覚め彼女に求められ、声を押し殺して交わる。セックスは良好だったが、彼女を口説くまではいかなかった。
「プライベートAV」では、主任のハメ撮りにカメラマンとして呼ばれた主人公。しかし、うまく撮れず、主任が指導役になった結果、奥さんと絡むことに。キスをしてみると、意外な反応が返ってきたため、主任がストップをかけるまで行為が続く。最終的には、奥さんを目の前で抱いてしまうことに…。
「息子の友達に欲情した夜」では、息子と友人の会話を耳にした母親が、『お前の母ちゃんなら俺、やれるぞ』という一言に思わず反応。シャワー中に久々に自分を慰め、深夜、トイレの前で彼と出会い、リビングに引き込む。すぐにガクっときてしまう彼だが、次は彼女が彼のペースで続ける。
「ネトラレデビューのお手伝い」では、同僚がネトラレ趣味とは驚き。でも、彼らのアパートに行くと、その本気さに圧倒される。奥さんは照れくさがりながらも、徐々にリラックスしてきて、旦那は別室でモニタリング。彼女の絶頂に達し、最後は盛大な打ち上げパーティーで、旦那の要求で二人のキスが続く。
「夏のかくれんぼ」では、お盆の時期に親戚の集まりで、子供たちがかくれんぼを提案。押し入れに隠れていると、叔母のミヨさんが入り込んできて、暗闇の中で彼女の息遣いと体温に興奮する主人公。



エロ漫画の感想
良かったです。
黒木秀彦先生の作品は以前から好きで、今回の濡れ妻のエピソードもとても良かったです。職場の上司の奥さんと関係を持つキャラの描写がリアルで魅力的。エッチに至るまでの駆け引きもすごく興奮しました。
次こそはと期待するのですが
今回、棒っぽい展開に正直がっかり。『35歳感』がどこへいったのか気になる。リアリティは大事だと思うのに、作者の作品は毎回同じ印象で、変化がなくて退屈に感じてしまう。
不思議な魅力がある作家さん
人妻との絡みを描かせたら文句なし。主人公目線でのちょっとした駆け引きから絡むまでのスムーズな展開は、本当に安心感がある。人妻好きやお姉さん好きなら、間違いなく楽しめる作家さんだよ。P24に誤植があるから、ちょっと笑っちゃうけどね(笑)
「そういう雰囲気」の作り方がうまい
エッチをはじめる空気の演出が本当にうまいです。告白して両思いになったからといってすぐに行動に移すわけでもなく、何も言葉を交わさずに自然に始まる雰囲気が他の作品にはない魅力ですね。
キスのシーンが毎回丁寧に描かれているので、キス好きな方は是非一度試してみてほしいです。
ヒロインたちは若く見えますが、タイトル通り実は30代以上かもしれません。絵的には少し崩れた体型やくたびれた雰囲気があって、それが好みの方には絶対に刺さると思います。
この本の中では、雨に濡れた透けたシャツに惹かれる「濡れ妻」と、息子の友人にドキドキしながらも自分の欲望を隠してリードしていく「息子の友達に欲情した夜」が特に良かったです。表紙の絵は後者のお話ですね。
相変わらず
安定してる。
絵も内容も前作のままでいいけど、ちょっとワンパターンかな。
いや、それがいいのか?