昼と夜の境目にある人形。
廃墟を探検する女性のあとを追う。
スマホの向こうで動くのは、いったい何だろう。
俺はもう家に帰りたくない。疲れ果てて電車に座ると眠り込んでしまい、降りたはずの駅で目が覚める。
――この電話ボックスは、何者だ?
古道具屋で見つけた玉に願いを託す――それはあの女性のことか。
あの女性に触れた――あの閉ざされた教室。
そして――月光の下に立つ女性。
現代の戯作者、海野螢が紡ぐ、どこか不思議な女性との奇縁を描く、七つの無乳奇譚。
エロ漫画の詳細情報
| シリーズ名 | 夜ノ七不思議 |
| 作家 | 海野螢 |
| 掲載誌・レーベル | RK COMICS CYBERIA SERIES |
| 出版社 | ぶんか社 |
| カテゴリー | アダルトマンガ単行本 |
| ジャンル | SF スレンダー 女子校生 |
| ページ数 | 199ページ |
| 配信開始日 | 2025/02/28 00:00 |
| ファイル容量 | 93.4MB |
| ファイル形式 | EPUB形式 |



エロ漫画の感想
オカルティックとエロティックの見事な融合
オカルティックな事物に出会った人々の数奇な運命をエロティックに描く連作短編集です。
前作の『あるいは秘密でいっぱいの世界』のオカルティックやSFに対するリスペクトとエロス表現が見事に溶け合ったストーリーテリングには惹かれましたが、今回はその良さが十分に発揮されていない気がします。
『笑ウ人形』
セックスシーンは色気たっぷりで素晴らしかったけど、ラストのどんでん返しや伏線回収がイマイチでした。意外性に欠けた印象です。
『廃墟ノ歩キ方』
この話はラストページまで謎が残り、本書の中で最もオカルティックな雰囲気を楽しめました。雰囲気作りがさすがです。
『逢魔ガ時ノ電話ボックス』
描写が不足しているように感じました。主人公と鈴の幼馴染関係を早めに明かしていれば、セックスに至るまでの心情がもっと伝わったかもしれません。
『開カズノ教室』
幽霊のちょっかい描写がわかりづらく、もう少し工夫が欲しかったです。黒く描いた手や、男性の幽霊によるいたずら要素があれば、もっと引き込まれたかも。
『地図ニナイ駅』
「きさらぎ駅」を思わせるストーリーですが、ダイナミックさに欠けています。どんでん返しや伏線回収の意外性がほぼ感じられませんでした。
『アナタノ願イ叶エマス』
オカルティック要素とエロスが絶妙に融合していて、この話が本書で一番素晴らしいと思います。魅力的な女性キャラクターと意外なラストが光ります。
『オヤシロ猫』
本書の「顔」と言える少女の物語ですが、ダイナミックさに欠け、意外性も不足しているように感じました。
全体的に、独自のコマ運びや魅力的なキャラクター、濃密なセックス描写は見事でしたが、ストーリーの意外性が感じられず「あと一歩惜しい」と感じる話が多かったです。
次回作に期待しています。