創太の父は画家だった。あまり売れていないらしいが、アトリエには絵の具の匂いが絶えず、今日も朝から母の裸婦画を描き続けている。数か月後、画廊の主人から、この裸婦画をもっと描いてほしいという話が父のもとへ舞い込んできた。設定額の十倍を払い、パトロンにもなりたいという。現れたのは西園寺と名乗る資産家。彼は幾つかの条件を提示した。まず妻の絵を連作で描くこと。そしてその間、妻には別邸で暮らしてもらうこと。費用は全て出してくれるというが……
エロ漫画の詳細情報
シリーズ名 | 水鏡のマグノリア(単話) |
作家 | 山文京伝 |
掲載誌・レーベル | コミックホットミルク濃いめ |
出版社 | コアマガジン(雑誌) |
カテゴリー | アダルトマンガ単話 |
ジャンル | 人妻・主婦 巨乳 |
ページ数 | 20ページ |
配信開始日 | 2020/07/30 00:01 |
ファイル容量 | 6.87MB |
ファイル形式 | dmmb形式 |
エロ漫画の感想
全てにおいてバブル期の匂い
お金持ちが出てきて、すべてを滅茶苦茶にしていくこの設定、何回目ですかね?もういいでしょ、バブルを引きずるのは。大金持ちが出てくると、正直うんざりする。
絵がかなり好み
シチュエーションも絵も読みやすさも、全部がどストライクでした。この方の絵は本当に美しい。リアルな描写と非リアルのバランスがちょうどよく、そそります。
今後の展開が期待できる
今後の展開が期待できる!
まだ人物紹介の段階だから、エロさは控えめ。
個人的には月下香の檻よりヒロインの設定が好みで、ストーリーも面白そう。ヒロインの旦那が彼女の肖像画を3枚描くというアイデアが特に面白く、ビフォーアフターみたいな構成だ。
1枚目は現在のヒロインの肖像、2枚目は距離を置いたときの心の中の肖像、3枚目は何ヶ月か後に再会したときの肖像今後の展開を予想してみる。2枚目までは女神を思わせる佇まいの肖像として描かれ、3枚目では体と心が試され、女神のような家族思いの優しいヒロイン、そして次第に快楽だけを求める方向へと変わっていく展開になるのか?
1話の最後のシーン、今のままのヒロインには息子と二度と会えなくなるのではと胸が痛んだそんな予感が現実になるのか、気になる。
登場人物紹介のみですね
画家の妻がパトロンの用意した住まいで隔離され、調教を受ける展開は、作者の同人誌「和澄」の出資者が妻を隔離して調教する状況に近い。連載用にブラッシュアップしたのかな。とはいえ、本作には、パトロンが単なる情欲で妻を落とすのではなく、落ちた姿を画家に描かせることが最終的な目的・テーマとしてある。クライマックスには非常に期待が高まる一方で、その絵を読者に見せる必要性がある点が難点だと思う。漫画の中で絵画を描く場面はかなり難しそうなので、その点は作者にぜひ頑張ってほしい。今回の話はほぼ登場人物の紹介と方向性の示唆で、作者の連載作にはよくある導入部。性描写目的というより、作品へ没入するための前振りとして読むのがおすすめ。
ワクワクする
旦那が売れない画家で、嫁が絵画モデルという設定だけでワクワクした。第一話はエロシーンがほとんどないけど、むしろそれが興奮を高めてくる。エロ漫画は非エロのシーンがないとダメだと思う。だから『月下香の檻』の第一話も大好きだった。大好きなヒロインが調教でメス豚へと変貌していくのが調教ものの醍醐味だけど、読んでいくうちに女としての価値がどんどん下がっていく弱点もある。つまり、裸と本番に飽きることがあるのだ。だからこそ、すぐには堕ちない強さが大事になる。このシリーズはそこをきちんと描いていて、そこに注目したい。