岡田コウの最新作は上下巻で登場。舞台は体育教師と、大学生の二人の成人女性。距離を置く理由は、相手が成人しているからこそ生まれる複雑な感情。引っ込み思案で純粋な恋心を抱く一人。教師はその気持ちに触れ、徐々に心を開く。もう一人は反抗的で自信家、周囲を巻き込む存在。二人はそれぞれ違うアプローチで教師に恋をする。初恋、初体験。胸が締めつけられるような感情と、吐息まで伝わる官能の瞬間。表題作を中心に七話+α収録。
エロ漫画の詳細情報
シリーズ名 | せんせいと、わたしと。 |
作家 | 岡田コウ |
出版社 | ヒット出版社 |
カテゴリー | アダルトマンガ単行本 |
ジャンル | ミニ系 学園もの 恋愛 |
ページ数 | 210ページ |
配信開始日 | 2013/12/03 10:00 |
ファイル容量 | 84.6MB |
ファイル形式 | dmmb形式 |
エロ漫画の感想
せんせいと、わたしと。 上巻の感想
読みやすい文体で、登場人物の心の動きが丁寧に描かれている。先生と私の距離が少しずつ縮んでいく過程が自然で、官能描写も物語の雫のように丁寧に溶け込んでいる。全体のテンポがよく、場面ごとの描写が生きていて想像しやすい。惜しいと思ったのは、伏線の回収が次巻へ持ち越されている点。続きが待ち遠しい。
せんせいと、わたしと。 上 (セラフィンコミッ
ロリ漫画家、岡田コウ先生の初作品、上下巻まるっと先生と生徒のお話。Twitterで表紙は他の方が塗ったとあり、色使いが今までの作品よりも赤が強い(上)・黄色っぽい(下)という印象。
内容はタイトル通り「ぶきようなせんせいと、わたし」。
昔、生徒に強請られて生徒不信になっていた体育教師・篠田にカンニング疑惑で呼び出されたのは、普段は優秀な良い子の和久井。そんな二人の物語が展開していく。
作者が「王道少女漫画」と称する通り、先生と生徒の関係は女性向けも男性向けも関係なく定番。和久井ちゃんがせんせいを勇気づけるために一線を超えていく様子が描かれています。
絵の可愛さは言うまでもなく、Twitterで触れられていた「局部のトーンの貼り方」にも注目。前作に比べると少し女性器の表現が濃いトーンで強調されています。
学校という環境のせいもあって、ほとんどが着衣セクロス。自分と相手の皮膚や布が触れ合うシーンは、まさに好きな人には堪らないもの。体育倉庫や校舎裏でのドキドキのシチュエーションが繰り広げられ、和久井ちゃんがせんせいを誘惑しつつ成長していく過程が魅力的。
和久井ちゃんの積極的な誘いがあってこそのせんせいのドギマギ感も面白い。お互いの微妙な距離感や、和久井ちゃんからのお誘いの前に素直になれないせんせいの姿がついニヤニヤさせられる。
下巻ではツインテ子の森下が少し絡んできますが、物語の進行には大きな影響を与えず、むしろ和久井ちゃんとの関係が深まっていく様子が描かれていきます。恋人になった二人の初々しさもたまりません。
最終話に至っては、夏休み中の会う機会を作るために図々しく自宅に押しかける和久井ちゃん。そんな二人の関係も着実に進んでいくのが嬉しいですね。初々しいセックス描写や、恋人同士としての距離感が緊張感を生み出しています。
上下巻で満足感たっぷり。先生が和久井ちゃんにハマっていく様子や、余裕のないツンデレっぷりがたまらなかったです。女性も楽しめる作品として、素晴らしい仕上がりだと思いました。
とても面白かったです。
不器用な二人の純愛作品
登場人物は篠田先生と和久井さやか。和久井は内向的で真面目、日々努力を惜しまない社会人。先生である篠田は昔は口数が少なく、恋愛には慎重になっていた。過去の出来事が影を落とす中、和久井は自分の気持ちを伝えようと奮闘する。二人は最初はぎこちないが、徐々にお互いを理解し距離を縮めていく。学校の場を越えても、二人の関係は静かに深まっていく。不器用な二人の純愛作品。おすすめです。
王道中の王道
この作家さんの作品は、女の子でも十分に楽しめるものが多くて本当に素敵です。体格差が好きなので、約190近い大柄な先生と140未満の和久井ちゃんという組み合わせが最高に好みでした。作者自身が「少女漫画」と言っている通り、これはまさに少女漫画風。先生と和久井ちゃん、二人の心理描写がしっかり描かれていて、これから二人がどうなるのか展開がすごく気になります。濡れ場の描写も薄くないので、そこも含めて大満足。先生が和久井ちゃんを正常位やバックで押し潰す構図が多いのは、体格差好きには刺さります。和久井ちゃんのきゅんとした表情もたまらないですが、先生の余裕のなさそうな表情や動揺した赤面もたまりません。男性向けとして、ここまでカッコいい主人公って、顔の話を別にしても珍しいんじゃないでしょうか。まあ、先生が流されやすいところは気になる時もありますが、流されないと話が始まらないので笑。レディコミやTLのエロには物足りないと感じている女性には特におすすめの一作です。
うまい
岡田コウさんの作品を楽しんでいる方には、ぜひ手に取ってほしい一冊です。内容もタイトル通りで、満足度は高いと思います。
もう少し工夫がほしい
ストーリーと登場人物の関係性がいまいち噛み合わなかった。絵柄は悪くないと思うんだけど、話の展開の作り方がもう一歩だった気がする。
うん
女の子はえろいし、かわいい。
でも先生がクソ。女の子のせいにすんなって感じで腹立つ。
女の子のえろさとかわいさに星5つ、先生のクソさを引いて星3つで。
「お前... ...もしかして」
「ぶきような人」1~2、2.5、3~5
中学校で体育教師をしている主人公は、生徒からの好意を敵視し、そんなものには乗らないと頑なに拒絶していました。そんなある日、自身の感情を上手く表現できないけれど、主人公に真っ直ぐな恋心を抱く女子生徒に出会います。
彼女から奥底にある感情を読み取れず、主人公は大いなる誤解と共に体を交えます。事後、彼女が処女だったことに気が付きます。
「花や蝶や」
かきおろし
主人公と女子生徒の二人は不器用すぎて、出会った瞬間から盛大な誤解を生む行動をします。しかし、話が進むにつれて、女子生徒の真っ直ぐな恋心が頑なな主人公の心を変化させていきます。
読者が女子生徒の本質に気がついた時の化学変化に、[岡田コウさん、手練れだな]と唸らされる、出会えて良かった作品です。