妻であり母なのに、やっぱり私は女なんです…。あなたが満たしてくれるその瞬間のために、今日は思い切りその雌の部分を取り戻します! 表題作「不倫ピクニック」を含む、魅惑的な美女たちが織りなす短編集。名手・朝倉クロックの作品で、ドキドキが止まらない世界へようこそ!
エロ漫画の詳細情報
シリーズ名 | 不倫ピクニック |
作家 | 朝倉クロック |
掲載誌・レーベル | エンジェルコミックス |
出版社 | エンジェル出版 |
カテゴリー | アダルトマンガ単行本 |
ジャンル | 不倫 |
ページ数 | 192ページ |
配信開始日 | 2020/03/17 00:03 |
ファイル容量 | 75.2MB |
ファイル形式 | EPUB形式 |
エロ漫画の感想
本番シーンには課題あり
『壊れた夫婦~裏切りと秘密~』と『夫の出世と枕接待と』の二作は特に良かった。作者は日常シーンの描きが本当にうまいタイプだと改めて感じた。日常のヒロインが魅力的で、日常だけでエロ漫画として成立しそうな気がする。
本番シーンはダメなのか、というとそうではない。肉感表現や絵づくりは好みの問題だけど、全体としてどこか単調に見えてしまう。躍動感が足りず、もう少し大袈裟に盛り上げても良かったんじゃないかと思う。
とはいえ、人気作家としてこのスタイルを肯定できる部分もある。忖度を前提に書くつもりはない。日常シーンの実力はエロ漫画界でもトップクラスで、偏差値の高い作家だと思う。ただ日常の良さに比べると本番の描写は弱い。その原因はいくつか。まず性描写の細部が雑で、肉感はあるのに繊細さが足りない。足の指や脚のラインの描き方も不足気味で、脚の美しさは大事な要素だ。胸の描写もシンプルで、揺れ動く演出の力が弱い。表情の迫力も不足。クライマックスの描写も控えめ。ヒロインが壊れていく過程も中途半端で、カタルシスを感じにくい。盛り上がる場面を見つけにくい。日常の期待値が高まっても、結局満足感に到達しにくいことが多い。単話完結であることも一因かもしれない。
厳しい言い方かもしれないし、無礼に感じる人もいるだろう。ただ現代のエロ漫画の表現力が全体的に向上している中、この作品群はやや古さを感じる。山文京伝のように古さを匠の技と捉える域にはまだ達していない。
熟女の色気と表現が光る作品
いいところ
– 熟女の色気が際立つ
– NTR要素がしっかり効いている
– かなり抜ける描写で、熟女好きには特におすすめ